就任1年で甲子園に 横浜・平田監督に聞く名門での苦労

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――就任して1年が経ちました。夏は甲子園に導きましたが、振り返って精神的に苦しいと感じた場面はありましたか?

「昨秋の関東大会で(常総学院に)1回戦敗退したときは、この先、チームをまとめていけるか不安がありました。勝って当たり前という戦力がある中で、常に勝たないといけないと思いつつ、プレッシャーを意識しないようにしながら、気持ちが前のめりになっていたと感じています。高い授業料を払うことになりましたが、この関東大会があったからこそ、勉強になったと思いますし、選手たちもここまで育ってくれたと思ってます」

――プレッシャーとどう向き合うかという点で、心掛けていることはありますか?

「自分自身が気負わないことを一番大事にしています。実績でいえば、渡辺監督の足元にも及ばない。第三者から比較されるのは仕方ないですが、(渡辺監督のように)ならなきゃと意識することは自分にとってプラスにならないと思います」

――監督は横浜高校で高校3年間を過ごし、その後、国際武道大で岩井監督の指導を受けています。その中で自分の「色」をどう出していきたいと思いますか?

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