就任1年で甲子園に 横浜・平田監督に聞く名門での苦労

公開日: 更新日:

「渡辺監督、小倉コーチの教えは私の土台になっていますし、また岩井監督からは選手を大人扱いする接し方に感銘を受けました。日本を代表する指導者から学んだことを生かして自分の野球哲学をつくっていきたい。渡辺監督、小倉コーチを意識している間は追い抜けませんし、岩井監督のマネをしている間は『色』は出てこないと思っています」

――神奈川予選では本塁打した選手をベンチで抱擁してました。

「今は真面目な子どもたちが多いと思います。緊張感やプレッシャーから解放した状態で、萎縮せずにプレーさせることがベンチとしての役割だと考えています。横浜の看板を背負って、大観衆の中で敵と戦うことだけでも大変なのに、ベンチの顔色をうかがいながらとなると、二重苦、三重苦になってしまう。勝ち負けはこちらに委ねてもらって、彼らには『失敗を恐れず、思い切りやってこい』と言ってます」

――今の子どもたちの気質に合った指導を心掛けていると。

「能力の高低はあるにせよ、持っている潜在能力は最大限に引き出したい。そのためにも基本の徹底に加え、自らの意思で考え動くという主体性、自主性を養うことに重きを置いています。この考え方はトーナメントで勝つことと相反すると考える人もいるでしょうが、選手を大きく伸ばそうとすることと勝つことは結びつくと思う。もちろん厳しく接する時もありますが、ガミガミと頭ごなしに選手の尻を叩くのではなく、今の選手は楽しさもありながら成長を実感し、やればやった分だけ自分に跳ね返ってくるという充実感を味わってほしい。もっとうまくなりたいと思うようなプラスのサイクルにもっていきたいですね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森保Jの悲劇的敗戦を分析…本気のブラジルに「コマ不足」「勝てるチャンスなし」「延長なら複数失点」

  2. 2

    ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? 日米のメディアの事実誤認

  3. 3

    維新が血道上げる「外来特例廃止」で重篤高齢者が見殺しに…医療費「原則3割」は入り口に過ぎず

  4. 4

    森保監督は“海外流出”、佐野海舟・鈴木彩艶・上田綺世はビッグクラブ移籍か…W杯32強敗退でもバラ色の人生が

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 7

    阪神・高橋遥人79年ぶり10連勝も…完全試合右腕が提言「配球を捕手任せにするな」

  3. 8

    面従腹背ばかりの自民が狙うは高市首相の“自滅”か…野党ガン無視の審議強行で「国会破壊」真の思惑

  4. 9

    女性皇族“軽視”の「皇室典範改正案」閣議決定 大炎上の中曽根弘文氏「愛子さま発言」に油をそそぐ

  5. 10

    「テレ東音楽祭」で歌詞が飛んだ「TRF」YU-KIに視聴者ビックリ! SAMの助け舟で何とか“復旧”のヒヤリ