シンクロ乾・三井組のメダルは井村HCの“政治力”が鍵握る

公開日: 更新日:

 2大会ぶりのメダル奪還に向けて好位置に付けた。

 リオ五輪シンクロナイズドスイミングは15日(日本時間16日未明)、デュエットのテクニカル・ルーティン(TR)を行い、日本の乾友紀子(25)、三井梨紗子(22)組は93.1214点でロシア、中国、ウクライナに次ぐ4位。前日のフリーと合わせて187.5214点の総合3位で、16日の決勝進出(12チーム)を決めた。

 総合4位ウクライナ(TR93.1358点、計186.6691点)、同5位スペイン(TR92.5024点、計186.2691)が僅差で続く。TRの得点は決勝に持ち越されるだけにメダル獲得にはウクライナを上回る演技が求められる。

 乾は前回のロンドンで小林千紗(現代表コーチ)と組んで出場し5位。84年ロサンゼルス大会から続いていたメダルが途切れた。前回のリベンジを期す乾は「どれだけ勝ちたいかという気持ちの勝負になる」と話したが、メダル奪還は井村雅代ヘッドコーチ(HC)の存在が鍵を握る。

■レフェリーへのロビー活動

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘