単独首位キープ 故障明け好調の石川遼は米ツアー戦えるか

公開日: 更新日:

【ANAオープン】

 腰痛から主戦場の米ツアーを離脱して帰国し、半年ぶりに日本ツアーで復帰した石川遼(24)の好プレーが続いている。

 復帰初戦のKBCオーガスタで優勝すると、翌週のフジサンケイは2位。そして3戦連続出場の今週は初日9バーディー、ノーボギーの63で回り、単独トップに。2日目もスコアを3つ伸ばし、通算12アンダーとして単独首位をキープしている。大会主催者とスポンサー契約を結び、昨年もこの大会で勝っている。

「(連覇に向けて)スタートとしては本当に良かった。優勝争いの中でいいショットができれば自分の財産になるので、どんどん吸収できるようにいい位置で週末にプレーできるように頑張る」

 プロにとってバーディーは良薬といわれ、日本ツアーではすでに不安材料がないといえる。今後は日本オープン(10月13日開幕)に出場後、マレーシアで行われるCIMBクラシックから米ツアーに戻る予定だ。

 ただ、飛ばし屋ぞろいの米ツアーはレベルが高く、日本ツアーのように好成績を残せるかどうかは未知数だ。しかも米ツアーでは公傷制度を受けており、2016―17年シーズンは限られた試合数でシード権をクリアする必要に迫られている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲