“バド桃田騒動”の最中 日本アスリートが海外でカジノ三昧

公開日: 更新日:

 今年4月に発覚したバドミントン強化指定選手たちによる違法賭博問題。

 首謀者の田児賢一(27)は無期限の登録抹消。世界ランキング2位(当時)の桃田賢斗(22=写真)は無期限の出場停止処分が科され、金メダル候補はリオのコートにすら立てなかった。

 血税から賄われる強化費を受領するアスリートが厳しい視線にさらされる中、ナショナルチームの監督、コーチ、選手までもがカジノ店に出入りしていた。

 ある競技団体が国際大会に選手を派遣した時のことだ。海外では人目につかないため、気が緩んだのだろう。早々と敗退したり、翌日に試合のない選手が監督、コーチと一緒に賭け事に興じていたというのだ。

「試合を終えると、夕食もそこそこに賭場に直行するコーチや深夜まで入り浸る選手もいた。わずか数日間の滞在で20万円近く負けたコーチもいる」(関係者)

 もちろん、遠征先ではカジノは合法だった。入店した店も現地当局の認可を受けて営業しており、日本人が出入りしたところで何ら問題はない。いくら損をしたところで自己責任でやる分には、とがめられる理由はない。それでも桃田の一件が社会問題化していた時期だ。海外遠征中にギャンブルに興じるとは理解に苦しむ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  2. 2

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  3. 3

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  4. 4

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  5. 5

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  1. 6

    山本舞香が義兄Takaとイチャつき写真公開で物議…炎上商法かそれとも?過去には"ブラコン"堂々公言

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  4. 9

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 10

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた