ハム&ソフト2強打破へ パ4球団は開幕ダッシュあるのみ

公開日: 更新日:

「ウチらが優勝を狙うには、開幕からまくるしかない」

 こう話すのは、あるパ球団のコーチ。「ウチら」とは日本ハムソフトバンクを除く4球団のことだ。

 日本だけではなく他国の代表選手も含め、WBCに派遣した選手が最も多かったのが、ソフトバンクの7人。次いで日本ハムの6人だ。一方、他のパ球団は西武が3人、楽天ロッテが2人、オリックスが1人だった。

 今季も昨季同様、パは日本ハムとソフトバンクの優勝争いに、他球団がどこまで食い込めるかが焦点となっている。

「だからこそ、開幕スタートダッシュを狙うしかない。WBCに出場した選手は疲労もあるので、開幕当初はソフト、日ハムともに本来の実力を発揮できないはず。差をつけるなら開幕直後しかない」とは冒頭のコーチ。

 もっとも、WBC疲れがあったとしても、チームの実力差は一目瞭然。パ4球団は目立った補強もなく、ロッテに至っては4番のデスパイネをソフトバンクに奪われる始末だ。どう転んでもパは最終的に2強の争いになりそうだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因