プロ入りか大学進学か…早実・清宮めぐる“綱引き”の行方

公開日: 更新日:

「父親の克幸さんは、ラグビートップリーグ、ヤマハ発動機ジュビロの監督を務めている。忙しいにもかかわらず、ときおり清宮の練習を見に、早実のグラウンドに顔を出しています。知人や親しい人と一緒というのではなく、ひとりで、ぶらっとやってきては、練習を見学している感じ。清宮の去就に大きく関わるキーマンだけに、我々も克幸さんの本音をつかもうと必死ですよ」

 在阪球団のあるスカウトがこう言った。

 27日、春季都大会決勝で日大三と対戦する早実の清宮幸太郎。神宮球場で午後6時スタートのナイターは、春の都大会史上初。当日は東都のデーゲーム2試合の延長をわざわざ制限して早実戦の開始時間にかからないようにする。おまけに外野席を開放して1万人の観客動員を見込むなど、フィーバーぶりは相変わらずだ。

 清宮はこの4月から高校3年生。卒業後にプロ入りなら、1位指名はもちろん、今ドラフト最大の目玉になるのは間違いない。それだけにプロ入りか、あるいは早大進学か、プロ球団のスカウトたちは清宮の進路をめぐって、ウの目タカの目なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋