プロ入りか大学進学か…早実・清宮めぐる“綱引き”の行方

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「父親の克幸さんは、ラグビートップリーグ、ヤマハ発動機ジュビロの監督を務めている。忙しいにもかかわらず、ときおり清宮の練習を見に、早実のグラウンドに顔を出しています。知人や親しい人と一緒というのではなく、ひとりで、ぶらっとやってきては、練習を見学している感じ。清宮の去就に大きく関わるキーマンだけに、我々も克幸さんの本音をつかもうと必死ですよ」

 在阪球団のあるスカウトがこう言った。

 27日、春季都大会決勝で日大三と対戦する早実の清宮幸太郎。神宮球場で午後6時スタートのナイターは、春の都大会史上初。当日は東都のデーゲーム2試合の延長をわざわざ制限して早実戦の開始時間にかからないようにする。おまけに外野席を開放して1万人の観客動員を見込むなど、フィーバーぶりは相変わらずだ。

 清宮はこの4月から高校3年生。卒業後にプロ入りなら、1位指名はもちろん、今ドラフト最大の目玉になるのは間違いない。それだけにプロ入りか、あるいは早大進学か、プロ球団のスカウトたちは清宮の進路をめぐって、ウの目タカの目なのだ。

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