若返りと村田切り 巨人それでも“30億円補強”の愚かな中身

公開日: 更新日:

 獲得調査しているのは、30代でトウが立った印象がある投手ばかり。いずれも所属球団で年俸額が4位から10位に入るBランク以上とみられ、もしこれらの選手を獲得すれば、人的補償として、大事な若手を持っていかれる公算が大きい。これのどこが「若返り」なのか――。

 一軍コーチ陣のテコ入れも球団の思い通りにはいかず、OBの吉村禎章氏(54)が打撃総合として復帰するにとどまった。

 高橋由伸監督(42)は13日に行ったオーナー報告の席で「勝つための補強? ここが必要とか、そういった話はしましたけど」と認めている。

 仮にゲレーロに3年、バレンティンに2年、牧田、増井らに3年程度の複数年契約を提示したFA補強が成功すれば、総額はざっと30億円に上る。もし来年もチームが若返らなかったら、村田はどう思うか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇