本田、岡崎、香川を召集外としたハリル監督の深謀遠慮

公開日: 更新日:

 もっとも、3人の中で「香川の立ち位置は微妙になりつつある」(サッカー関係者)ともっぱら。

「ハリルは、個々の選手のコミュニケーション能力の有無を評価ポイントにしている。試合中に流れが悪くなった時、ピッチ上で選手同士が局面を打開しようと会話を交わす際、ボキャブラリーを含めてコミュニケーション能力が重要になってくるからです。ハリルが高く評価している選手はGK川島永嗣(34=フランス・メス)、DF吉田麻也(29=英プレミア・サウサンプトン)、MF長谷部誠(33=ブンデスリーガ・フランクフルト)にFWの本田と岡崎の5人です。残念ながら、香川はピッチ内外で低いと判断されている。なかなか全盛期のプレー精度が戻ってこない現状を踏まえ、代表当落線上に格下げになる可能性はある」(前出の関係者)

■ACL決勝の日程も考慮

 今回の代表発表では浦和所属選手の復帰が目についた。10月のニュージーランド戦、ハイチ戦のメンバーで浦和選手はDF槙野智章(30)、MF遠藤航(24)の2人だけだったのに、復帰組のGK西川周作(31)とFW興梠慎三(31)、初代表のMF長澤和輝(25)も加えて計5人の一大勢力となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性