日馬富士暴行 事件のウラに貴乃花親方と協会内“勢力争い”

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 しかし、結果は無残にも返り討ち。八角理事長(元横綱北勝海)をトップとした強固な体制は崩せなかった。問題はその後だ。

「2人はあくまで選挙に勝つために手を結んだだけ。もともと年齢も一回り違うし、考え方もまるで異なる。すぐに仲たがいし、今では目も合わせなくなったらしい。来年の選挙では貴乃花一派から新たな理事候補を立て、伊勢ケ浜親方を落選させたいはず。もしそうなら、今回の暴行事件はカモがネギをしょってきたようなもの。普通、休場力士の診断書は場所初日に提出するものだが、貴ノ岩のものはなぜか2日目に出た。あえて発表をずらすことで、メディアに大々的に扱ってもらおうとしたんじゃないか」(前出の親方)

 事が大きくなればなるほど、現体制に与えるダメージも大きくなる。スポーツ庁の鈴木大地長官は「非常に残念。(角界の)古いしきたりが影響しているかなど検証する必要がある」と話している。「クーデターを企んでいる」(前出の親方)ともいわれる貴乃花親方にすれば、「してやったり」ではないか。

 では、そのもくろみ通りに事が運ぶのか。

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