FA野上めぐり 西武とベイが巨人“後出しじゃんけん”警戒

公開日: 更新日:

 交渉が解禁されている国内FA戦線で意外な人気となっているのが西武野上亮磨投手(30)である。

 今季は菊池とともに先発投手陣を支えた。24試合に登板し、4年ぶりの2ケタ勝利となる11勝(10敗)をマーク。防御率3・63で、チームを4年ぶりのAクラス入りとなる2位へ導いた。

 真っ先に興味を示しているのはDeNAだ。阪神から宣言した大和との両取りをにらむなど積極的な動きをみせている。現時点で静観している阪神も早くから水面下で調査を続けてきた。

 肩、肘に故障もなく、年間を通じて先発を担える。今季の年俸は5000万円で、獲得した球団に金銭及び選手の補償が生じる「年俸Bランク」とみられる。残留を望む西武、DeNAなど、先発投手を補強したいチームの争奪戦は必至な情勢。そんな野上を巡る球団が最も警戒するのは、「何でも欲しがる」あのチームだという。DeNAの球団関係者がこう言う。

巨人ですよ。FAで日本ハムの増井を狙っているというが、あっちはリリーフ投手。エース格のマイコラスの残留交渉が難航していると報じられているから、もしメジャーに流出するようなら、先発投手の補強に動くのは間違いない。野上取りに参戦してくるのではないか、と多くの関係者がみているのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず