日本人力士もドン引き 貴乃花親方の露骨な“モンゴル排除”

公開日: 更新日:

 一部のメディアの間で、いまや「貴乃花親方VSモンゴル勢」となってきた日馬富士暴行事件。それもこれも貴乃花親方(45)の周囲がメディアを通じて、モンゴル人力士への敵意をむき出しにしているためだ。

 なにせ、この親方のモンゴル嫌いは筋金入り。巡業では彼らの相撲を見ず、挨拶に来ても返答すらしない。これには多くの日本人力士も「いくら嫌いといっても、ちょっとやりすぎなんじゃ?」と、クビをかしげているという。

 今年8月23、24日に行われたお台場巡業では、こんなことがあった。勧進元のフジテレビ関係者が言う。

「あれは2日目、24日のことです。貴乃花親方は11時ごろに来場すると、土俵を見るのもそこそこにちゃんこ場に移動。ちゃんこ場は力士や親方、関係者が食事をする場所で、一般人は立ち入れない。そこで貴乃花親方は周囲の日本人力士らと酒盛りを始めた。しかも、土俵に上がる前の力士にも飲ませていたのだから、ビックリしましたよ。いい具合に酔ったのか、土俵そっちのけで目もトロンとしていた貴乃花親方は、ちゃんこ場にモンゴル力士が近づこうとすると、途端に険しい表情になった。言葉にはしませんでしたが、『あっちに行け』と言わんばかりのそぶりで、モンゴル力士を追い払っていたと聞きました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性