相撲協会に訴えられ…貴乃花親方の“同志”裏金顧問も窮地

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■所有のベンツ数台は差し押さえに

 15年11月、九州場所中に北の湖理事長が亡くなると、次に蜜月になったのは貴乃花親方(45)だった。12月、八角理事長代行が理事長に就任したときも、前回の理事選や理事長選でも、裏で貴乃花一派を支持。今回の日馬富士暴行事件も含め、貴乃花親方との深い関係はいまも続いている。

「理事長の座を狙う貴乃花親方と、貴乃花親方のもと、再び協会に戻って事務方を仕切りたい元顧問の思惑が一致したのでしょう。2年前に業務委託契約を解除された元顧問は現在、事務局職員としての地位の確認を求める訴訟を起こして協会と係争中ですが、今回の相撲協会による損害賠償請求はかなりのダメージになる。協会は訴訟に先立ち、元顧問の財産に対する仮差し押さえ命令を申し立てている。元顧問はベンツなどの車を5台所有していますが、そのうちの数台をすでに差し押さえられたと聞きました」(前出の親方)

 4日、理事職を解任された貴乃花親方の盟友というか同志もまた、ピンチに立たされている――。

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