八角理事長派と口論 貴乃花親方の本性見えた暴露本の中身

公開日: 更新日:

 大相撲春場所は3月11日が初日。場所後には「理事長選」があり、またぞろ貴乃花親方VS日本相撲協会のバトルが賑わせそうだ。

 世間の多数は貴乃花親方を“孤高のヒーロー”として擁護しているが、そんな人たちや親方が真っ青になりそうな一冊の本が出た。「一触即発の120分」のタイトルで、2015年12月18日に行われた日本相撲協会理事会の議事録をすっぱ抜いた「貴の乱」(宝島社)だ。これを読むと、孤高のヒーローの真の姿が見えてくる。

 この日の理事会は、北の湖理事長の急死(11月20日)を受け、新理事長を選出するのが主な議題。「貴乃花親方派」と「八角理事長代行派」が激しい口論を繰り広げている。貴乃花親方は、まず理事会に小林慶彦顧問(協会職員ではない)が出席していないことに疑義を出し、北の湖親方が亡くなる直前に小林顧問を正式に協会職員に採用していたと主張する。

友綱「辞令出されたって、親方それ見てるんですか」
貴乃花「み、見ましたよ」
友綱「どうして、じゃあ代行が知らないのにあなたが知ってるの、それ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった