いまだオープン戦無安打 日ハム清宮の沈黙に球団やきもき

公開日: 更新日:

 一軍の壁は分厚い。

 鳴り物入りでドラ1入団した日本ハム清宮幸太郎(18=早実)。台湾・ラミゴとの交流試合では2試合連続で二塁打を放ったものの、オープン戦では7打数無安打となかなか快音が聞かれない。

 7日のオープン戦ではオリックスのセットアッパー、黒木が投げる140キロ台後半の直球に苦戦。オール直球攻めで、最後はコースに決まった148キロにバットが出ず見逃し三振に倒れた。

 日本に比べてレベルが劣る台湾の投手は打てても、一軍のレギュラークラスには分が悪い清宮。これにやきもきしているのが首脳陣……ではなく、球団だろう。

 集客の目玉だった大谷(現エンゼルス)がメジャー移籍。高校球界のスターだった清宮は、大谷に代わる目玉選手として期待される。当然、清宮が一軍に居続けるかどうかは、集客の面でも無視できない。

 もちろん、まだ高卒1年目。ケガで打撃練習が遅れたこともあり、オープン戦でサッパリだからといって、すぐに開幕も無理だと判断するのは早計ではある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」