日本新で3連覇 池江璃花子は東京五輪で9種目出場の可能性

公開日: 更新日:

 女子高生スイマーがまた、記録を塗り替えた。

 4日の競泳日本選手権女子100メートルバタフライで池江璃花子(17)が、56秒38で3連覇を達成。自身の持つ日本記録(56秒58)を更新して日本代表入りを決めた。

 リオ五輪では日本勢史上最多の7種目(リレー含む)にエントリーも、今大会はバタフライ、自由形(いずれも50、100メートル)の4種目のみ。指導する村上二美也コーチによれば、主要な国際大会でメダルを取っていない池江に、まずは8月のアジア大会(ジャカルタ)で、表彰台に上がって自信を付けさせる狙いからだという。

 今後は個人メドレーにも本格的に取り組む予定で、村上コーチは「東京五輪まで、あと2年あるので、あらゆる種目を見据えたい」と最大9種目出場の可能性を示唆している。

 9種目となれば女子では異例。リオ五輪で3個の金メダルを獲得し、“鉄の女”の異名を取るカティンカ・ホッスー(28=ハンガリー)ですら5種目だった。

 池江は東京五輪で、憧れの“鉄の女”超えを目指す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン