現役に終止符 元世界王者・山中慎介が“第二の人生”を語る

公開日: 更新日:

「僕がテレビで話したエピソードで世間の誤解を招いたようですが、妻は『恐妻』じゃないですよ(笑い)。10品目の手料理で減量を手伝ってくれるなど献身的でした。最近は、3月の娘の誕生日に家族みんなでディズニーランドに泊まりがけで行きました。息子は録画した僕の試合を見て、ボクシングの真似事をしてます。何回目の相手が誰とか、全部言えるんですよ。ひらがなの勉強をして書いたのが、対戦相手のアンセルモ・モレノ。いろんな単語がある中で、『あんせるも』って渋すぎでしょ。それだけ父親の影響があるのかなって。子どもにも自分の好きなことを見つけて頑張ってもらいたいですね」

■「アナウンサー予備校入学」報道に…

 3月26日の引退会見直後には、キャスターや解説者を目指して「アナウンサー予備校に入学」と報道された。当の本人は驚きを隠せなかったという。

「ヤフーニュースに出たとき僕が一番ビックリしましたよ。えっ通うの?って(笑い)。人前で話す機会もこれからあるので、はっきりと言葉が分かるように伝えられたらいいなと思います。きちんとした話し方を勉強したいですね。今は、取材やテレビの収録で忙しくさせてもらっています。ありがたいことですが、具体的にはもう少しゆっくりしてから腰を据えて考えたい。ボクシングで成長させてもらったので、ボクシング界への恩返しをしていきたいですが、どういった形かは決めていません。後進の育成は選択肢のひとつです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴