松坂がファン投票で1位浮上 中高年が「平成の怪物」支持?

公開日: 更新日:

 中高年の支持ともっぱらだ。

 日本野球機構(NPB)は4日、「マイナビ オールスターゲーム2018」ファン投票の中間発表を行った。セの先発投手部門トップは中日松坂大輔で8万7014票。巨人菅野智之(8万4547票)を抜いた。

 ソフトバンクから中日に移籍した松坂は今季、ここまで6試合に登板(32回3分の1、23安打、21四死球)し2勝3敗、防御率2.51。その数字は菅野の10試合、77回、56安打、76三振、四球11、6勝3敗、4完投、2完封、防御率1.99よりはるかに劣る。今は、かつてのように速球で三振の山を築くわけでもない。

 それでも「松坂票」がこれだけ伸びているのは、中日ファンの「組織票」というより、横浜高時代の快投に、西武、レッドソックスでも頂点に立った、あの小気味よいピッチングが、中高年ファンの脳裏に焼き付いているからだろう。

 ちなみに、両リーグで最多得票は、パの打率1位のソフトバンク・柳田悠岐外野手の22万325票。8日からはホームでソフトバンク戦だが、ぜひとも対戦してほしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性