栄監督は会見で謝罪も…伊調を激怒させた協会幹部のひと言

公開日: 更新日:

「これだけの騒ぎを起こしたのだから、まずは伊調と田南部が謝りに来るべきだろう」

 各メディアがこぞって取り上げ、一時は社会問題にまで発展したパワハラ騒動は、加害者よりも内閣府に告発して騒ぎの火種を落とした被害者側に非があるといわんばかりだったそうだ。

 栄監督にしても「(アルソックの)監督に謝罪したいという話は何度かした」と言ったが、これも疑わしい。関係者によれば、栄氏からの連絡は「謝罪したいから会いたい」との趣旨ではなかったという。

 日本協会は伊調の現役続行に関して全面的にバックアップする姿勢を見せている。一時は練習場所の確保もままならなかった五輪女王に道場の提供まで申し出た。その一方で、日体大レスリング部の女子外部コーチを務める田南部氏と大会会場ですれ違った際、あからさまに無視する幹部もいるという。

 栄氏だけでなく、当事者意識の薄い協会の一部幹部をなんとかしない限り、レスリング界からパワハラは根絶できそうにない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?