カーブについていけず…左腕苦手のエ軍大谷にさらなる弱点

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 大谷翔平(24)は左腕を苦にする。

 本人に自覚はなくても7月31日現在、対右腕が打率.298なのに、対左腕は.163。右肘を痛めて打つだけのDH専任のいま、相手先発が左腕だとスタメンを外れるケースが多い。

 そんな大谷のさらなる弱点が、図らずも浮き彫りになったのが31日のレイズ戦だ。

 この日は5打数1安打。八回に左腕アルバラードの155キロの速球を痛烈なライナーで中前に運んだものの、2番手左腕のヤーブローの変化球攻めには全く対応できず、2つの空振り三振を含む3タコ。計11球のうち実に10球が120キロ前後のカーブで、2つ目の空振り三振は外角の完全なボール球に手を出してのものだった。

「カーブ系のボールがくる可能性が高いと分かっていると、余計に追い掛けたくなるというのがあると思う」とは試合後の本人。

 外角に逃げていくカーブを、強引にとらえようとしては打ち取られるという悪循環にはまっているようなのだ。

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