• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
山田隆道
著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

阪神・藤川の復活はトミー・ジョン手術のモデルケースになるのでは

投稿日:

 今季ここまでのセ・リーグは、早くもマジックがともった広島の独走状態である。よって私の注目は2位以下のCS争いよりも選手それぞれの個人成績に移っているのだが、中でも阪神・藤川球児の際立った好成績がやけに目についてしまう。

 ここまで39試合にリリーフ登板して、4勝1敗15H1S、防御率は1.96。チーム内での役割から、投手のタイトル争いにからむことはないものの、その成績は現在ヤクルトのクローザーを務める石山泰稚(47試合3勝1敗6H21S、防御率1.82)と並んでリーグトップクラスと評していい。なにしろ、各チームの主力リリーフの中で防御率1点台を記録しているのは、この石山と藤川だけである。

 ご存じ、藤川は今季でプロ20年目、38歳の大ベテラン。いわゆる松坂世代の代表格の一人であり、全盛期は火の玉ストレートと呼ばれた独特のホップする球筋を武器に阪神の絶対的守護神に君臨した。現在まで日米通算226S、名球会まで残り24S。今季は同世代の旗印である松坂大輔が復活ののろしを上げる一方で、打の筆頭格・村田修一が事実上の引退宣言に追い込まれるなど、松坂世代のそれぞれの晩年が注目を集めているが、この藤川はその注目の蚊帳の外(?)で、いつの間にか見事な復活を遂げている。現在の藤川はトミー・ジョン手術も経験したアラフォーの老練でありながら、セを代表するセットアッパーだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  4. 4

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  5. 5

    ラミ監督は窮地…DeNA“横浜回帰”で浮上する次期監督の名前

  6. 6

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  7. 7

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  8. 8

    投票の“証拠写メ”強制…沖縄知事選で自公が異常な締めつけ

  9. 9

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  10. 10

    浮沈はサーシャに…大坂なおみ“女王君臨”への落とし穴

もっと見る