金足農フィーバーで集まった「寄付金1.9億円」の使い道は

公開日: 更新日:

 余ったカネが野球部の環境整備に使われても誰も文句は言わないだろうが、宿泊費不足を理由に寄付を呼びかけたのに法律上、それ以外の目的に使っても大丈夫なのか。元検事で弁護士の落合洋司氏に聞いてみた。

「寄付を集めた際の趣旨に反していなければ特に問題はありません。賛助金を納付した人も、まさか『宿泊費以外に使うなら返せ!』とは言わないでしょう。寄付した時点で、野球部の今後の活動に役立てて欲しいという意思を認める方が合理的ですから。ただ、学校が余った寄付金を校舎や牛・豚舎の充実や固定資産の購入に充てるとなると、話は別です。野球部のボールや機材を充実させても限度はあるでしょうから、ある意味、使い道には困ると考えられます」

 つまり、使う目的を間違えなければセーフというワケ。一方、教頭が迷っていた税金はかからないのか。

「寄付金が特定の団体や個人に帰属するなら贈与税が発生するでしょう。しかし、学校や同好会などに寄付されたお金で贈与税が発生したケースを聞いたことがありません」(落合洋司氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋篠宮家の眞子さまは一時金1億5000万円では生活できない

  2. 2

    眞子さま婚約破談の危機 問題の400万円をなぜ誰も処理せず

  3. 3

    秋篠宮家を守る官僚や取り巻きの危機管理はマヒ状態

  4. 4

    首都圏“宣言”解除に暗雲 都が積極的調査で陽性掘り起こし

  5. 5

    眞子さまへ一時金1億5千万円「支給するな」は法律的に暴論

  6. 6

    「重要なのは人柄」社員に説得され重い腰を上げた創業者

  7. 7

    吉本“粛清”ターゲットの大本命は加藤浩次よりキンコン西野

  8. 8

    小室圭さん結婚強行で「税金ドロボー」の声に逆転の秘策

  9. 9

    NHK視聴率快挙は“Wリョウ”次第?朝ドラの成田、大河の吉沢

  10. 10

    タモリの融通無碍な会話力の原点 九州の会社員時代に悟る

もっと見る