涙の裏には両親の苦労も 大坂なおみを待つ「環境」の変化

公開日: 更新日:

 壮大な夢がかなった。

 大坂なおみ(20)が、全米オープンテニスのシングルス決勝で元世界ランキング1位で4大大会優勝23回のセリーナ・ウィリアムズ(36)を6―2、6―4で破り、日本のテニス史上初となる4大大会のシングルス優勝(賞金380万ドル=約4億2180万円)を果たした。

 涙の優勝スピーチが、いかにも彼女らしかった。

「観客の皆さんがセリーナの勝利を望んでいたことはわかっていました。こんな終わり方でごめんなさい。試合を見てくれて、皆さんありがとうございます。母が会場で観戦したのはとても大きなことだと思いますが、父は生で観戦するのは嫌だといって会場には来ていません。セリーナと全米の決勝で戦う夢がかなってうれしいです。(セリーナの方を向き)プレーしてくれてありがとう」

 このスピーチを両親はどんな思いで聞いただろうか。

 なおみの母・環さんは北海道根室出身。高校時代に札幌で夫となるハイチ系米国人のレオナルド・フランソワ氏と出会い、結婚を決意。だが、環さんの両親は黒人との結婚に反対。2人は北海道を捨てて大阪へ行き、やがて姉となおみが生まれる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ