同志の説得を“圧力”と勘違い 貴乃花はついに支援者ゼロに
                        
 阿武松親方は日刊ゲンダイの直撃に、「それはとらえ方次第ですから……」と、こう続ける。
「私は魂を懸けて説得しましたから。それをどう受け取るかは……本人に確認してください。でも、私は魂を懸けて説得したんです」
 ある親方が言う。
「阿武松さんは責任感が強い。同じグループの一員だったからこそ、貴乃花を一門に所属させようと必死になっていた。それなのに圧力をかけた張本人のようなとらえ方をされ、ハラワタが煮えくり返っていたはず。グチひとつこぼさないのは阿武松さんらしい」
 阿武松親方がそうであるように、親しかった親方衆ほど、貴乃花親方から離れていく傾向がある。前々回の理事候補選で手を組むなど志を共にした山響親方(元前頭巌雄)も、貴乃花親方に関して「アイツは人の話を何も聞かない。コミュニケーションが取れない」と周囲に話したことがあるという。かつてのシンパの中には「アイツはクソ野郎だ」と吐き捨てた者もいる。
「錣山親方(元関脇寺尾)や立浪親方(元小結旭豊)らは本心から貴乃花親方を慕っていたが、親しくなるにつれ、その頑迷さに嫌気が差して離れていった」
 とは前出の親方だ。                    

 
                             
                                        



















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                