広島・会沢も標的に 巨人のFA補強で狙われる“打てる捕手”

公開日: 更新日:

 それにしても巨人小林誠司(29)は不遇である。昨季はWBCで侍ジャパンの正捕手まで務めながら、巨人では今季途中から補欠扱い。119試合で打率.219、2本塁打。2年連続で到達していた規定打席にも届かなかった。なお死球は4。前日の秋季練習で原監督は「秋のキャンプの主将? あっていいね。最年長は小林? 去年は小林だったの? え~小林~?」と言っていた。

 日本シリーズで盗塁を刺しまくっているソフトバンクの正捕手・甲斐にも負けない球界トップクラスの鉄砲肩を持つ。しかし、ポカが多いことや打てないことで、なかなか正妻になりきれないまま5年目を終えた。誰かが完全にレギュラーに定着しない限り、捕手補強は永遠に続く。

 巨人はこのオフの目玉補強として、広島の外野手・丸をFAで狙う。かつては川口、江藤、大竹。鍛えられた広島の選手は、いつも巨人に狙われる。

 巨人の菅野智之(29)が29日、2年連続2度目となる「沢村賞」を受賞した。2年連続受賞は杉下茂、金田正一、村山実、斎藤雅樹に次ぎ史上5人目の快挙。2020年シーズンは、菅野と会沢がバッテリーを組んでいるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”