広島・会沢も標的に 巨人のFA補強で狙われる“打てる捕手”

公開日: 更新日:

 広島34年ぶりの日本一へ、陰のキーパーソンは会沢翼(30)だ。マスクをかぶった日本シリーズ第1戦は、先発の大瀬良ら8人の投手を巧みにリード。4番柳田を筆頭とした強力ソフトバンク打線を2点に封じ、チームを1勝1分けスタートに導いた。

 今季は106試合に出場し、打率.305をマークした。規定打席には届かなかったものの、球団捕手最多の13本塁打。警戒されている証しでもある死球数は、こちらも球団捕手初の2ケタとなる14を受けた。日本シリーズ初戦の打順は、捕手の定位置である8番ではなく7番。下位打線の得点源となっている。

 球界きっての打てる捕手は、順調なら来季中にも国内FA権を取得する。

巨人の評価が高いんです。3割を打てる捕手なのが第一。一時、溝ができた投手と野手をまとめた選手会長としてのリーダーシップの評価も高い。関東の茨城県出身。巨人にいわせれば関東はみんな地元ですから。そんな会沢に巨人の首脳がご執心。巨人はこのオフ、西武の捕手・炭谷のFA補強を狙っているが、もし取れなかった場合、もしくは取れても活躍しなかった場合、来オフは球団トップ自ら、会沢取りの指令を下すのは間違いありません」(球界関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  2. 7

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  3. 8

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  4. 9

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

  5. 10

    周囲が気を揉むドジャース山本由伸の結婚適齢期…今季大活躍でスポンサーからの注目度も急騰

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール