著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

豪移籍決定後に現地メディアに語った“偽らざる本音”

公開日: 更新日:

 開幕2連敗と苦しんだメルボルン・ビクトリーFCだが、3日の第3節ジェッツ戦で念願の初勝利。大物新戦力MF本田圭佑も決勝点をアシストし、圧倒的な存在感を見せつけた。ちなみに連覇を狙うメルボルンは19年にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも参戦する。そこが本田の心を揺さぶった。「07年末に名古屋を出てから自分は一度もJクラブと対戦していない。日本に凱旋できれば理想的」という理由が豪州行きの重要ポイントだったという。

 ◇  ◇  ◇

「ACLでJクラブと戦うことは『自分にとって大きな意味がある』とホンダは語っていました。オランダ、イタリア、メキシコを経て豪州に赴いたのも、自身が積み上げてきたキャリアを日本とアジアに還元したい気持ちが強かったからでしょう」と語るのは、メルボルンVを7年間取材している地元紙「ヘラルド・サン」のデイビッド・ダビュトビッチ記者だ。

 8月6日に本田の移籍が発表された後、彼が行った2度のインタビューの中で、本田は日本メディアには語らない<偽らざる本音>を打ち明けた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較