阪神4位・斎藤友貴哉 脱サラした父は居酒屋で月商100万円

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「体を大きくするのが私の仕事だと思っていました。野菜はあまり食べなかったので、おかずは肉類で“攻め”て、青汁だけは必ず飲ませていました」(千架子さん)

 雄一さんは野球に関して特別何も言わなかったが、「礼儀正しく、挨拶だけはきちんとしなさい」と教えた。

「きちんと立ち止まって、お辞儀もしなさいと。歩きながらの“流れ”の挨拶だと相手にきちんと伝わらないからダメだ、ということは何度も言いました」(雄一さん)

 そんな父は、斎藤が桐蔭横浜大に通っていた3年前、勤めていた会社を辞め、雄一さんの父、つまり斎藤の祖父が営んでいた製造業の会社を継いだ。そして昨年6月、一念発起して会社を畳み、居酒屋経営を中心とした会社を設立した。雄一さんは言う。

「たまたま知り合いから“やってみないか”と声をかけられたのがきっかけです。居酒屋以外には運転代行などもやっています」

 サクランボの生産が全国一を誇る東根市にある居酒屋の屋号は「だるま」。地元の人たちに愛される店にするべく、オーナーとして経営に専念、店には立っていない。斎藤がドラフト指名されたことで、知人から連絡が来ることもあるが、今は騒ぎにならないよう極力、店に行くことは控えているという。

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