JOC竹田会長の「政治五輪」象徴コントにバッハ会長が苦言

公開日: 更新日:

 世界から笑いものにされた。

 3日、国際オリンピック委員会(IOC)と東京五輪組織委員会の調整会議が都内で始まった。ここでは暑さ対策が課題となる競技の実施時間変更について協議。機械オンチや読み間違いで話題の桜田五輪相も出席したが、手持ちの原稿を「ノーミス」で読み切った。

 この調整会議から遡ること5日、11月28日に都内で開催された各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会で世界中の失笑を買う者がいた。

 同総会の日本開催は初。世界206カ国、約1400人の委員が集結した中で冒頭、安倍首相の挨拶が終わり、アハマド会長から「続いて、JOC竹田会長のスピーチです」と紹介されたが、周囲から「彼は出て行った」という合図が。「ミスター竹田はプレジデント(安倍)と一緒に会場を出て行ってしまったようです」とアハマド会長が説明すると、会場はクスクス笑いに包まれた。竹田会長は自分のスピーチが控えているにもかかわらず、安倍首相の降壇先で待ち構え、“お見送り”のため一度場内を去っていたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発