JOC竹田会長の「政治五輪」象徴コントにバッハ会長が苦言

公開日: 更新日:

 アハマド会長は「それでは順番を変えて、(次に話す予定だったIOC)バッハ会長、どうぞ」と促し、バッハはマイクの前で「JOCを代表してご挨拶します」と皮肉タップリに切りだして場内は爆笑へと変わった。

 バッハ会長がスピーチを終えると、竹田会長はバツの悪そうな顔で一礼して登壇。その後は淡々と英語の原稿を読み上げた。

「スポーツよりも政治を大事にしているということを象徴するような出来事でした」と話すのは、会議のネット中継を見ていた元JOC職員でスポーツコンサルタントの春日良一氏だ。

「今回、竹田会長がスピーチより安倍首相のお見送りを優先させたことで、日本政府とJOCの関係や立ち位置が世界各国のスポーツ界に見透かされてしまいました。竹田会長には『わざわざ安倍首相にこんなスポーツイベントなんぞに来ていただいて』という雰囲気が見えた。日本はスポーツより政治が優先と世界中に知らせた格好です」

 JOCが世界に醜態をさらした翌日、バッハ会長は30分以上にわたる演説でこう言ったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”