全豪8強以上の期待も…錦織圭の今大会の敵は若手ズベレフ

公開日: 更新日:

 今季を占う一戦になる。

 昨季の錦織圭(29=世界ランク9位)は、右手首の故障から復活。トップ10へ返り咲いた。すでに2019年のツアーは開幕しており、3日の「ブリスベン国際」準々決勝でディミトロフ(ブルガリア)をストレートで退け、ベスト4進出を決めた。

 次戦は今季のグランドスラム初戦の全豪オープン(14日開幕)だ。錦織はこれまで12、15、16年のべスト8が最高成績だが、「体調万全で臨む今年はそれ以上の成績が期待できる」と言うのは、31日から現地入りしているテニスジャーナリストの塚越亘氏だ。

「錦織は昨年、故障しているときのトレーニングで体が随分強くなった。昨年の全米ぐらいからいいテニスができている。11月のファイナルズ後の短いオフのトレーニングも充実していました。全豪はかなりいい状態で迎えられるはずです。ライバルについて言えば、右肘痛で低迷していた強敵のジョコビッチ(31=同1位)が昨年、ウィンブルドンと全米に優勝。史上初のキャリアゴールデンマスターズ(マスターズ1000の9大会全制覇)も達成した。連戦の疲労や目標を成し遂げた達成感がどう出るか。昨年の全米準決勝ではジョコビッチにストレート負けしたが、今の錦織なら付け入る隙があるのではないか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」