原口は前向きコメント“阪神一の真面目男”を襲った大腸がん

公開日: 更新日:

 24日、阪神原口文仁(26)が大腸がんと診断され、近日中に手術することが分かった。本人が自身のツイッターで公表し、阪神も発表した。

 昨年末に受けた人間ドックで判明したことを報告した原口は、球団を通じて「病名を聞いたときはさすがに驚き、動揺した」と振り返り、「同じがん患者の方々、またそのご家族にとって少しでも夢や希望となれるよう精いっぱい、治療に励みたい」とコメントした。

「原口は暴飲暴食というタイプではないし、たばこも吸わない。酒量だって普通。それだけに、まさか、という思い。チームの誰に聞いても『真面目過ぎるくらい真面目』と口を揃える性格ですからね。入団3年目に育成契約に降格したり、ブレーク翌年に故障したりといろいろあっただけに、ストレスをため込んでいたのかもしれません」(若手OB)

 昨季は82試合に出場して、代打で23安打。2008年に桧山がマークした球団のシーズン代打安打記録に並んだ。今季も貴重な働きが期待されていた。矢野新監督もショックだろうが、本人は「プロ野球選手という立場でこのような病気になったことを自分の使命だとも思えます」ともコメント。闘病に前向きな覚悟を示している原口のためにも、阪神はだらしない試合をするわけにはいかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”