勝負の年は初日97位…横峯さくらスポンサーも失い引退危機

公開日: 更新日:

【ISPS HANDAヴィックオープン】

 米ツアー参戦5年目を迎えた横峯さくら(33)のキャップから「SRIXON」の文字が消えて真っ白になった。

 自身のブログでも「今年からクラブ契約フリーでシーズンを戦います」と明かしているが、横峯サイドからの要望でプロデビューから続いた住友ゴム工業との用具使用契約が終了したのだ。

 これまでダンロップの人気ブランド、ゼクシオの顔として活躍し、大きく振りかぶったオーバースイングから豪快に飛ばして、ドライバー売り上げに大きく貢献した。日本では賞金女王にもなり、契約金は年間1億円ともいわれた。その契約金を蹴ってまで、今年からピンのドライバーや、アイアンはテーラーメイド、キャロウェイなどさまざまなクラブを試して戦うことにしたのだ。

 日本女子ツアーでは国内メジャー2勝を含む通算23勝を挙げているが、米ツアーは未勝利。それどころかシード獲得もかつかつの状態だ。「私の夢は米ツアーで賞金女王になること」と、そのためにはクラブ契約に縛られたくないわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった