バルサ育ちのFC東京・久保建英は五輪チームの主軸となるか

公開日: 更新日:

 FC東京の長谷川監督が、所属選手の17歳MFを大絶賛して「あまり人を褒めることをしない指揮官が……」と話題になっている。バルセロナの下部組織育ちで今季開幕の川崎戦でスタメン出場したMF久保建英のことだ。

 4DF―4MF―2FWの「右サイドMF」で先発した久保が、いきなり敵地スタジアムをどよめかせた。前半4分、左サイドのコーナーフラッグ付近から元日本代表の川崎MF家長をドリブルでかわし、続いてカバーに入ったDFマギーニョも突破してチャンスメーク。同38分には、自陣右サイドの深い位置から相手ボールを奪い、そこから素早くドリブルで駆け上がり、味方FWに絶妙のスルーパスを送った。

 終了間際にはFKのキッカーを務め、短い助走から利き足の左足を振り抜くとボールは鋭い弾道で飛んでいき、「ガァ~ン!」という大きな音とともに右ポストに当たってはね返った。川崎GKが半歩しか動けないほどの圧巻FKだった。

「正常進化中の久保は来年の東京五輪の主軸として期待できます」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然