バルサ育ちのFC東京・久保建英は五輪チームの主軸となるか

公開日: 更新日:

「2月のFC東京の沖縄キャンプに取材に出掛けた際、昨年よりもフィジカルが強化され、体幹が強くなっていた。久保は昨季まで<守備の際の運動量に問題がある>と長谷川監督から指摘されていたが、沖縄キャンプでは非凡な攻撃的センスに加えて守備面でも効果的に動けるようになっており、この時点でJ開幕スタメンはある、と確信していた。久保のストロングポイントに<ドリブル突破ができるので相手のマークを外し、同時に攻撃に厚みを増すために味方選手の“上がり”を促す時間的余裕をつくり出せる>がある。まだ発展途上ではあるが、現時点で東京五輪チームを牽引できるだけのパフォーマンスを発揮していると言っていい」

 久保は昨年来、日本代表DF長友がセリエAの名門インテル時代から師事しているトレーナーと契約。フィジカル強化に努めている。「攻撃系の天賦の才のレベルにフィジカルが追い付き、高次元にバランスの良い選手になった」と六川氏。期待しても良さそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然