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都並敏史ブリオベッカ浦安TD

1961年8月14日、東京・世田谷区生まれ。読売クラブ/東京V、福岡、平塚(現・湘南)でプレー。98年に現役引退。東京Vコーチ、仙台、C大阪、横浜FCで監督を歴任。現在は関東リーグ1部・浦安のテクニカルディレクター兼守備コーチ。日本代表Aマッチ78試合出場2得点。

夢の中でも「浦安を強くするには」とウンウン唸っています

公開日: 更新日:

 関東リーグ1部・ブリオベッカ浦安の新監督に元日本代表DF都並敏史氏(57)が就任。2008年のJ2横浜FC以来、10年ぶりに指揮官としてピッチに戻ってきた。7日の今季前期1節・流通経済大戦は2―2のドロー決着。13日のホーム開幕戦は、浦安市運動公園陸上競技場に東京23FCを迎え撃つ(午後3時30分開始)。来季のJFL(日本フットボールリーグ)昇格を目指す都並新監督に心境を聞いた。

■浦安に単身赴任

 ――14年からテクニカルディレクター(TD)として浦安と深く関わってきました。監督就任のいきさつを教えて下さい。

「昨年の5月15日に母を亡くし、11月には読売クラブ(現東京V)時代からの親友GK藤川孝幸が56歳で亡くなった。母の命日は、くしくも93年Jリーグ開幕戦と同じ日でした。大切な2人との別離を経験した時期にクラブ側の<監督をやってもらいたい>と自身の<監督の立場でクラブを発展させたい>というタイミングが一致しました。自分は魔法使いではありません。チームをいきなり強くすることはできません。それでも全身全霊を懸け、浦安のために働きたいと思っています」

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