米ドラフトを翻弄 敏腕代理人ボラス氏“4つのマジック”とは

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 第2は「アマチュア規定骨抜きマジック」である。97年までのドラフトは「アマチュア選手を対象にする」と規定されていた。それに目を付けたボラスは、大学の有望株J・D・ドリューが97年のドラフトで資金力のないフィリーズから全体2位で指名された際、入団を拒否させ、独立リーグの球団と「プロ契約」を交わした。ボラスは「これでドリューはアマチュア選手ではなくなった。好きな球団と契約できる」と主張したが、MLBの仲裁人から却下された。ドリューは翌年のドラフトでカージナルスに全体の5番で指名された。ボラスが指名は無効であると主張したこともあってカ軍は手を焼き、前年フィリーズが提示した金額の3倍近い850万ドルで契約する羽目に。

 第3は「高卒認定試験マジック」である。ボラスは高校2年生の有望捕手ランドン・パウエルにこの試験を受けさせて1年早くドラフト対象選手に仕立てた。どの球団にも知らせず、交渉期限が過ぎてからFA選手として金満球団に売り込む魂胆だった。しかし、球団側が悪辣さに呆れて乗ってこなかったため、このマジックは失敗に終わった。

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