36歳の豊ノ島大樹は大ケガから再起をかけモデルチェンジ

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時津風部屋 前頭14枚目

 相撲好きなら、この力士を知らない人はいないだろう。明るくひょうきんで、サービス精神旺盛。バラエティー番組への出演も多い。

 2004年9月場所で新入幕を果たすと、その後は約10年、幕内の常連だった。しかし、16年7月場所前の稽古中に左アキレス腱を断裂。2場所連続休場で、幕下に転落した。一時は引退を考えるも、当時4歳だった愛娘に「相撲をやめないで」と訴えられ、奮起。昨年11月場所で十両に復帰すると、今年3月場所で返り入幕を果たした。

 ケガをする前と後、大きく変化したのが体重だ。以前は140キロ台後半だったが、現在は160キロ。最盛期より10キロ以上、太った。といっても、ケガの影響で稽古量が減って増量した……というわけではない。

「むしろ逆です。ケガをして以降は熱心にジムに通うなど、稽古というかトレーニングに励むようになった。プロテインを飲むようになったのも、ケガの後からですね。以前もジムに行くことはあったが、今ほど熱心だったわけじゃない。だから太ったというよりは、鍛えて自然と体が大きくなったといえるでしょう」(時津風部屋の後援者筋)

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