競歩選手がコース変更直訴 東京五輪で死者出ると識者危惧

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「鈴木はよく声をあげた。湿度が高い日本のこの時季、28度以上での屋外競技は死に至る環境といわれている。1995年8月の福岡ユニバーシアード大会のマラソンは気温29度、湿度90%、無風という条件で行われ、完走率は男子55%、女子70%。この結果、次のユニバーシアード大会から、ハーフマラソンに種目変更された。東京五輪の競歩やマラソンはその時より過酷な条件になる。死人が出るというのは、決して大袈裟な話ではない」

 さらに澤木氏は続ける。

「今回の競歩のコースは、過去のデータ(気温、湿度など)をしっかり調べて決定したのかどうか。日陰のない皇居前を4時間も歩けば、たとえゴールしても後遺症が心配です。体温が下がらず、脳に悪影響を及ぼすこともある。北海道は無理でも、選手の体を第一に考え、コースは(都内の)日陰のある日本橋のビルの谷間にするなど再考するべきです」

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