ラグビーで他者との関係性をうまく構築できるようになった

公開日: 更新日:

林 敏之(元日本代表・59歳)

 1970年代後半から同志社大、神戸製鋼の花形選手として大人気のラグビー界のメインストリームを走り抜けた林氏。サッカーから転向した中学時代、日本代表に選ばれた高校時代を振り返る。

 ◇  ◇  ◇

■人見知りで仲間から浮いていた

 小学生のときからサッカーをやっていた僕がラグビーに転向したのは、城西中学(徳島県)2年生の時です。当時、サッカー部ではレギュラーでしたが、実は人と話すのが得意ではなく、なかなか友だちをつくれない性格もあってか、チームの中で自分が浮いているように感じ、それが嫌でサッカー部を辞めたところ、ラグビー部から誘いを受けたのです。

 最初の頃はルールもよく分かっていませんでしたが、バチーンと体を相手にぶつけるラグビーというスポーツに魅了されました。最初のポジションはスタンドオフ。でも、僕はボールを持ったらひたすら突進するタイプだったのでボールが回らず周囲から不興を買い、その後センター、ウイングと変わって、とうとう「おまえはFWをやれ」とFWになりました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝