またまた腰痛…巨人菅野の3度目抹消は“人災”とOB投手苦言

公開日: 更新日:

 前日の試合で菅野は自ら降板を願い出たという。

「責任感が強いエースだけによっぽどです。本人が『大丈夫』と言っても、病院に通っているならドクターやチームのトレーナーから本当の状態を聞き、ダメならストップをかけるのが投手コーチでしょう。監督は選手を使いたがるもの。原監督も宮本コーチに『智之は10日で戻って来られるのか?』とプレッシャーをかけていたかもしれない。それでも監督に『今使ったら壊れます』と進言したり、『大丈夫』と焦る本人にブレーキをかけるのも仕事。首脳陣が多くのことを菅野任せにした揚げ句、パンクしてしまった感はあります。長い回はダメだからリリーフというのは短絡的。しっかり治さなければ、リリーフだって無理に決まっています」(高橋氏)

 この日、中4日で先発した桜井が6回2失点で5敗目(8勝)。DeNAも中日に敗れたため優勝マジックは「4」となったが、エースがCSに間に合う保証はどこにもない。巨人は菅野を酷使してきたツケをポストシーズンで払わされるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?