広島は即戦力右腕“一本釣り” 明大・森下に背番号18を用意

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 広島が最速155キロ右腕、森下暢仁の一本釣りに成功した。佐々木、奥川と並ぶ「ビッグ3」の一角。前日に1位指名を公表していた佐々岡新監督は交渉権確定後の取材に対応すると、すぐに都内の明大へ向かい、速攻で指名あいさつを行った。「いい男、イケメン。来年のキャンプやシーズンで投げる姿を思い描いている」と言い、自身が現役時代に背負った背番号18を用意することも示唆した。

 前日に公表したことが奏功した。当初は2、3球団が競合するとみられていたが、某球団のスカウトは「森下1位の可能性を最後まで残していたのがDeNAだった。DeNAはここ数年、競合を避ける戦略をとっている。そこで広島はあえて公表し、まんまとDeNAを引かせることに成功したのです」と明かす。

「まずは先発として投げて欲しい」と新監督。即戦力ナンバーワン投手をゲットし、頬は緩みっ放しだった。

【写真特集】ロッテが佐々木、ヤクルトが奥川の交渉権獲得 ドラフト会議

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