笠問題もウヤムヤ…白熱ツアーに水差す小林浩美会長の悪名

公開日: 更新日:

 それどころか、協会は会員である笠を守るべき立場なのに、ほったらかしで何もしていない。女子プロの協会上層部への不信感も高まっているようだ。

「小林会長は自分の意見しか言わない、他人の話は聞かない。それが全てです」(内部関係者)

 一部関係者しか知らない話がある。小林会長は昨春、前会長で相談役だった樋口久子氏の自宅に押し掛けて相談役をやめてもらい、何の権限もない顧問に祭り上げた。「世間の企業は相談役を減らしている、LPGAもそれに倣う」と言って、樋口前相談役に支給していた女子プロ協会のユニホームを無理やり取り上げたそうだ。それから小林会長の態度がさらに大きくなったといわれる。

 小林会長を「浩美ジョンウン」と呼ぶ関係者もいるほど、独裁ぶりに拍車が掛かっているようだ。

 ツアーの放映権問題ではテレビ各局と対立して、「イヤなら大会をやめてもらっても構わない」と話し合いにも応じず、要求だけ押しつけている。

 女子ツアーは渋野のメジャー優勝から、視聴率、観客動員数も大きくアップするなど賑わっているが、協会トップの不手際から、あっという間に人気を失ってしまう――、ということも十分に考えられる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束