著者のコラム一覧
鈴村裕輔野球文化学会会長・名城大教授

1976年、東京都出身。法政大学博士(学術)。名城大学外国学部教授。主な専門は政治史、比較思想。野球史研究家として日米の野球の研究にも従事しており、主著に「MLBが付けた日本人選手の値段」(講談社)がある。スポーツを取り巻く様々な出来事を社会、文化、政治などの多角的な視点から分析している。アメリカ野球学会会員。

球界の嫌われ者ピート・ローズを利用するトランプの思惑

公開日: 更新日:

 米国民主党の大統領候補は、3月3日の「スーパーチューズデー」を経て、前副大統領のジョー・バイデンと上院議員のバーニー・サンダースに絞られた。ただ、現時点で両者の争いに決定打はなく、民主党の候補者選びは長期化することが予想されている。

 一方、現職のドナルド・トランプは、米国内の世論や国際社会の反発を受けながらも、支持者からの信頼は底堅い。選手の間では共和党と民主党の支持が分かれるものの、経営者の4分の3近くが共和党を支持している大リーグ関係者の中で、誰よりもトランプの再選を願っている人物がいる。ピート・ローズだ。

 ローズが歴代最多となる通算4256安打を記録し、「チャーリー・ハッスル」の愛称で親しまれながら、監督時代の1989年に野球賭博への関与が発覚したため、球界からの永久追放処分を受けたことは周知の通りだ。球界追放後のローズは前コミッショナーのバド・セリグに20年以上にわたって球界への復帰の嘆願書を送っており、2015年にロブ・マンフレッドがコミッショナーに就任すると、同様に請願を行っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網