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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

自画自賛のMGCで露呈した陸連の無知とマラソン界の問題点

公開日: 更新日:

■「うれしい悲鳴」のおかしさ

 名古屋ウィメンズでは一山麻緒が2時間20分29秒の国内最高で逆転で代表を手にした。MGCとは関係ないが、実業団連合は好タイム続出で財源が尽き、報奨金が出せないと惚けたことを言い出した。これも厚底の威力、マラソンの現実を知らなかったツケ――国内大会を共催する新聞社を含め、「うれしい悲鳴」とはチャンチャラおかしな話なのである。

 MGCの教訓をこれからのマラソンの新たな第一歩にしてもらいたい。しかし、沿道から一人でも新型ウイルス感染者が出たら……祈るばかりだ。

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