大迫傑“五輪バブル”東京マラソン4位もまた1億円でボロ儲け

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 五輪本番を見据えたとき、この記録にどんな意味があるのか。

 東京五輪代表切符の最後の1枚を争う東京マラソンは、大迫傑(28)が自らの持つ日本記録を更新する2時間5分29秒の4位でゴール。2度目の1億円ボーナスを手にし、「9月に(代表選考会=MGC)3位になってから一人苦しい戦いだったが、しっかり走れてよかった。山あり、谷ありで焦った部分もあった。勝ちたいという気持ちだけでやってきた。自分の体と対話しながら走れました。ベストを尽くせた」と、涙ながらに話した。

■3人目は決まり

 8日に行われる五輪最終選考レースのびわ湖毎日は、国内招待選手のレベルから大迫の記録を抜くのはほとんど無理。「3人目の五輪代表は大迫で決まり」と言っても過言ではないが、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)は、この日の大迫の走りを評価しつつも、「このようなレースをしているうちはメダルは難しい」と語った。

 マラソン強化の責任者がそれを言っちゃおしまいだが、レース結果を冷静に見れば、その通りではないか。陸連の強化委員長や専務理事を歴任した帖佐寛章氏(東京マラソン財団名誉顧問)もこう言う。

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