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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

IOCバッハ会長が「2020東京五輪」の呼称にこだわる背景

公開日: 更新日:
史上初めての「延期」決定後、インタビューに応じるバッハIOC会長(C)ロイター

 東京五輪が延期になった。私は新型コロナウイルスと闘って完全な2020年東京五輪を7月24日から開催する可能性について99・99%としてきた。

 その根拠はバッハ会長のオリンピズムへの情熱にあった。彼は東京開催が決まった2013年9月のIOC総会で第9代IOC会長になり、オ… 

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