ブレーメン大迫がドイツ1部残留も…日本代表戦力外の危機

公開日: 更新日:

 ドイツ1部ブレーメン所属の日本代表FW大迫勇也(30)は、まさに<薄氷>という言葉がピッタリのシーズンを送ることになった。

 今季最終戦前の順位は降格圏内の17位。それでも、最終戦でケルン相手に6―1と大勝して16位に滑り込み、2部3位チームとのプレーオフをしのぎ切り、奇跡的に1部残留を手繰り寄せた。

 ケルン戦2ゴールと活躍した大迫は、今季リーグ8得点としてドイツでの年間自己最多ゴールを更新した。昨年9月に左太もも痛で1カ月半ほど離脱したことがチームの低迷の原因のひとつとされ、「残留してもオフに放出の可能性大」と囁かれていた。が、土壇場で残留に貢献したことで来季もブレーメンでプレーできるともっぱら。大迫本人もホッとひと息といったところだろう。ところが「森保ジャパンでの立場は微妙」とサッカー関係者がこう続ける。

「五輪監督を兼任する森保A代表監督のお気に入りは、鹿島でプレーしている21歳FW上田綺世です。磐田所属の22歳FW小川航基も高く評価している。同じようなレベルの場合、若手を抜擢するタイプの森保監督に<A代表戦力外通告>を受けないとも限らない」

 1部残留でも代表正FWの座は安泰にあらず。これが大迫の現在地――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも