名古屋に福岡…Jリーグコロナ感染者続出で再中断が濃厚に

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 再開Jリーグ初の試合中止となった26日の広島vs名古屋が、Jリーグ再中断の「契機になるかも知れない」とサッカー界で囁かれている。

 名古屋DF宮原和也の新型コロナ感染が25日に発覚。クラブは同日中に選手、スタッフ全員にPCR検査を実施。26日にMF渡辺柊斗とスタッフに陽性反応が出た。すると<名古屋と8月1日に対戦する柏>からクレームが付いた。Jリーグに「名古屋のホーム豊田スタジアムでの試合を延期していただきたい」と要望したというのだ。

 Jリーグは<二週間に一回>の公式PCR検査を実施。前回17日の公式PCR検査で陽性反応はゼロだった。しかし、DF宮原は24日に発熱と体調不良を訴え、新型コロナの感染が分かるとクラブは27日と29日に独自のPCR検査を実施。31日には公式PCR検査が行われる。だからといって8月1日の試合で<名古屋の選手に感染者はひとりもいない>という保証にはならない。柏の言い分は「もっとも」(Jリーグ関係者)である。

 27日には、J2福岡のスタッフに陽性反応者が出た。29日に福岡の本拠地で対戦する愛媛の選手やスタッフが「不安でいっぱい」なのは容易に想像できる。今回の名古屋と福岡の新型コロナ禍が「2回目のJリーグ中断という事態を引き起こす可能性は十分にある」(前出のJリーグ関係者)というワケなのだ。

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