楽天・黒川内野手 “敵に塩を送った”男のバックグラウンド

公開日: 更新日:

「息子はもともと早大か慶大で野球をしたいという憧れがあった。関西の高校野球部で両大への進学者数が一番多いのが智弁和歌山高ということで『じゃあ一番近道でもある智弁にしたらどうか』ということで決まりました。同校の練習が厳しいことを知っていたので、中3の夏以降の半年間、ボクシングジムにも通わせて、10キロ増量させて送り出しました」

 いざ入学すると7月までの間に9キロも体重が落ちるほど、練習は過酷なものだった。しかし、両親は「弱音や愚痴を聞いたことがない」と口を揃えて言う。

■5季連続甲子園出場

 迎えた夏では1年生ながらレギュラーを掴み甲子園へ出場。翌年のセンバツでは準優勝に輝いた。目標に「日本一」を掲げた5度目の甲子園となる最後の大舞台では、3回戦で奥川恭伸ヤクルト)を擁する星稜と対戦し、延長十四回の激戦の末に敗退。自身は6打数無安打と辛酸をなめた。この試合は、足のつった奥川に対し、黒川が自身も愛飲する熱中症対策のサプリメントを攻守交代時に渡したことで大きな注目を浴びた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る